一昨日、母方の従妹Tちゃんから
土地相続の件で電話がありました。
一昨年、私は新潟で独居の兄の死去に伴い
実家のすべてを相続しました。
そして、家屋は解体し、そこを田んぼ(農地)にし
山林も含めたそれらの土地を従兄(父方)に譲渡しました。
従妹のTちゃんも昨年の10月に私と同じく
独居のお兄さんを亡くし、
今すべての土地を相続し名義変更が完了し
どうやら売買が成立しそうな雰囲気でしたが
横やりがはいり、頓挫しているというのです。
Tちゃんと私が生まれたそれぞれの実家というのは新潟で日本でも有数の豪雪地帯で限界集落に近い状況です。
村の私達の出身地区は若い方は数えるほどしかおらず農業をやる方も限られておりどんどん地区の家が絶えて行っている現状です。
従って、広大な土地を買ってくれる人はほとんどいません。私の場合は、父方の従兄が兄の後を継いで田んぼを耕してくれるというので、譲渡が出来本当に助かりました。
兄の田んぼは、魚沼産コシヒカリですから価値がありますが、全部の田んぼがそれではなく、さらに、二束三文の山林も引き受けてもらわねばならなかったので本当に従兄には有難く頭が上がりません。
今、Tちゃんには土地を貸していた縁で
売買が成立しそうでしたが
難しい問題を抱えてしまいました。
田んぼは私の時もそうでしたが、
農業委員会にかけなければならずややこしいのです。
何とか、司法書士さんと相談して
売買が成立して欲しいと思うのです。
それらが、頓挫するとTちゃんは末代まで
実家の土地の固定資産税を
払い続けねばならなくなってしまいます。
実は、私たちの実家の方では
このような問題が山積みされていて
住む人のない放置された家も沢山あるそうです。
使わなくなった土地は、国が買ってくれないまでも
返すという事ができないものなのでしょうか・・・
本当に頭抱えている人が沢山いるのでそう思います。